先日、佐用町の上月地域づくり協議会の会議に参加しました。多分これが最後の参加になりそうな予感です。
上月地域協には、1年半前から関わっていて、この春の総会でかなり大胆な組織改革をすることになりました。これまでなんでもかんでも自治会長中心だった仕組みをやめ、有志のコアメンバーで企画する仕組みに変える予定です。 自治会長はとにかく自分の自治会のことをしっかりやってもらい、困ったときは地域協がヘルプすることを目指します。地域づくり協議会の役割を改めて見直したからこそできた整理です。


これまでの会議の様子

先日の会議はこれからの地域協のコアメンバーになってもいい!という方の話し合いの場でした。 なんと13人も参加されてました。 なにより皆さん意見が前向きで、ここから先がとても楽しみになりました。この皆さんが中心になれたら上月は安心かもなーと思ったほどです。
最後に会長が、「今日の会議、みんなで話したかったので机の配置をロの字にするか、島型にするかなり悩んだ。ただ、1年半の検討とこれからについてしっかり聞いてもらいたいので、この座り方にした」と今日の場をどんな場にしたいか、これからどうしたいかをきっちり話されていたのが印象的でした。地域協の伴走支援って決して派手ではないし、なにが成果かもわかりにくいのですが、こうして地域がじんわりと変化していく過程をともにできたことがなんとも嬉しく感じています。


佐伯 亮太

Roof.LLC共同代表 / 博士(工学)
兵庫県豊岡市(旧日高町)出身、現在兵庫県加古郡播磨町在住。
横浜国立大学大学院 社会空間システム学専攻 建築都市スクールY-GSA 修了(4期)。
大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻澤木研究室にて博士号。
建築、都市計画、地域自治の知識をベースとした地域づくりのサポートを専門としながら広くまちづくりに関わる。現在は、ISV(インハウススーパーバイザー)として、播磨町まちづくりアドバイザー、佐用町縮充戦略アドバイザーを務める。

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