ひょんなことから奈良での仕事が続いています。今回は、奈良高専の先生方に声がけいただいて、学生と場づくりのワークショップをおこないました。奈良高専ではしなやかエンジニア教育プログラムを実施されており、豊かな感性・表現力をもったエンジニアの育成を進められています。今回は、その中で学内に学生の交流拠点を作れないか相談があり、アイデア出しを進めてきました。


教室の様子


学生が出し尽くしたアイデア

 どんな場所が学内にあるといいかな?というテーマで、ひたすらアイデア出しをおこないました。インスタ映えスポット、寝転べる、ハンモック、交流なんかがキーワードで出てきていました。その場で簡単に図面を書きながら、イメージをまとめていきました。


その場で書いたイメージ図

 奈良高専、初めて行きましたが、なんともすごい環境でした。今回準備していただいた部屋は3つのプロジェクターが連動していて、タッチペンで書ける。こんな教室が何箇所もありました。しかも、地元の木材業者と協働でつくった部屋もあり、多様な学習環境が用意されていました。もしかすると来年度に継続的に関わらせていただけるかもしれません。


佐伯 亮太

Roof.LLC共同代表 / 博士(工学)
兵庫県豊岡市(旧日高町)出身、現在兵庫県加古郡播磨町在住。
横浜国立大学大学院 社会空間システム学専攻 建築都市スクールY-GSA 修了(4期)。
大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻澤木研究室にて博士号。
建築、都市計画、地域自治の知識をベースとした地域づくりのサポートを専門としながら広くまちづくりに関わる。現在は、ISV(インハウススーパーバイザー)として、播磨町まちづくりアドバイザー、佐用町縮充戦略アドバイザーを務める。

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