マンションには管理会社が入って共有部分を綺麗に清掃してくれるところが多いですね。もちろん共益費からまかなっているわけですが。

ミシガンでは、戸建ての分譲住宅地や賃貸のアパートメント(集合住宅/戸建てタイプどちらも)にも管理会社が入って芝生や物件の管理、ゴミの収集、イベントの企画などを行っているところがあります。
現在浦田が入居しているのもそういった物件のひとつです。480世帯ある大規模な住宅地で、法人経営の賃貸物件ですが、戸建てのようなプライバシーと、メンテナンスの楽さ(週2回も芝刈りできません、、雪かきも落ち葉拾いもできません、、、)、そしてプールやバーベキューサイト、ジム、テニスコートが使いたい放題なところが気に入っています。清掃は管理会社です。移動難民のためにスーパーまでのバスを出すところもあります。

要はマンションのよさと、戸建てのよさをいいとこどりしているのです。


この体験を通じて、自治組合の負担が大きく組織しない昨今、それを住人自身の手で維持する意味はどこにあるだろうか?と思わず考えさせられました。コミュニティとしてのつながりには、自治組織としての活動を共に行う必要は必ずしもありません。

割れ窓理論や荒れた家が近くにあると地価が下がるというようなリスクを考えると、所有者自身が管理を行うのではなく、全戸外部業者に一括で委託するというリスクの担保方法もあるのだということです。  
もちろん、不動産価値や景観規制の緩さなど、アメリカと日本の違いは大きいのですが、何か面白いことが生まれそうな気がしています。



浦田 遥

Roof.LLC共同代表/東京大学大学院工学系研究科修了(都市持続再生学)
地域の良さを吸収・展開しながら、世界各地を旅するように暮らす転勤族の妻で1児の母。現在はミシガン在住。多様性を活かして生きづらさを解消する仕組みの研究・実践中。なお、自身の生き心地のよい暮らしは、週3社会のためになる仕事をして、2日は研究、2日は家族と過ごすこと。

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