浦田家では週に2回、半日(5時間)保育園に娘を通わせています。
入園を決めるまでにAnn arborで見学した保育園は4つですが、どこも監視カメラと親とのコミュニケーションアプリを利用していました。監視カメラは親も常時みることができ、こどもたちが何をしているかを把握することができます。(夫は海外出張時もみて癒されていたようです)

コミュニケーションアプリではこどものチェックインからおむつ替え、食事のメニュー、食べた量、アクティビティの様子、昼寝などが写真なども交え、逐次親に送られるほか、持ってくるものやイベントなどの連絡も行われます。

虐待や連れ去りなどの事件もあるなかで、安全を念頭にこうした技術は導入されていて、我が家の場合も、入園を決めるときはそうした点も評価しましたが、入園後はより個々人に適したケアができるように、IoTを使って効率化して時間を捻出している印象を受けました。





例えば、保育園が初めてな娘が入園した最初の1か月は、カメラを通じて泣いていないか頻繁に様子をみたり、表情を確認したり、園でやっているようなことを家でもやって慣れるようにしてみたり。

また、知らない人からミルクやご飯をたべないタイプで、案の定ミルクもご飯も拒否していた様子がみえたので、次の日は一緒にご飯のときに最初だけ同席して私がごはんをあげることで食べるようになりました(こういう柔軟な対応を推奨している園です)

おそらく、カメラがなかったら先生には娘の食べる量が普段より少ないのか、普通なのかも最初はわからず、まだ言葉の話せない娘は何日も辛い思いをしたことでしょう。

もちろん、いつかは娘と先生、そして親と先生の間で理解もすすみ、信頼関係ができて大抵のことは問題なくなるのですが、そのフェーズまでをこうした技術を駆使しながら先生と親がフォローすることで、負担なくスムーズに移行できたのではないかと考えています。

こどもが保育園に慣れてきたころにはカメラを見ることはほぼなくなりましたが、アプリの通知のおかげで日中の様子がわかり、睡眠時間が少ないようなら帰宅後にお昼寝をさせたり、と親と先生とで娘の一日の生活をみている実感があります。


浦田 遥

Roof.LLC共同代表/東京大学大学院工学系研究科修了(都市持続再生学)
地域の良さを吸収・展開しながら、世界各地を旅するように暮らす転勤族の妻で1児の母。現在はミシガン在住。多様性を活かして生きづらさを解消する仕組みの研究・実践中。なお、自身の生き心地のよい暮らしは、週3社会のためになる仕事をして、2日は研究、2日は家族と過ごすこと。

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