Ann Arbor というまちにはダウンタウンの中心部にミシガン大学のキャンパスがあります。その敷地や周辺道路を利用してよくイベントが開かれていて、その中でも有名なのがこの1か月続く無料のミュージックサマーフェスティバルです(有料のshowもあります)

6月は大体夜の9時すぎに日没と、明るい時間帯が長いので、毎日18時~21時まで本格的な音楽プログラムがくまれています。他にもこども向けプログラムやクラブ風にレーザービームの中を踊るテントなどもあります。家族連れやカップルなどが、仕事や学校おわりにピクニックシートをもってごろんと寝たり食べたり踊ったりしながらゆったり時間を過ごします。我々も贅沢な時間を過ごしました。小さい家族連れは8時頃に退散し、徐々に大人の空間になっていきます。

こうした公共空間の使いかたが日本と大きく違うなあと感じるのは、イベントを催したときに、イベントそのものが目的ではなくて、のんびりと集い知らない人とも気軽にはなし、何となく時間を過ごすという、どちらかというと社交的な場として認知されているというところです。

日本でも広場に人が滞留しますが、イベント主催者側がデザインしないかぎり、あくまでも知り合いと話す場として主に使われているのではないでしょうか。




浦田 遥

Roof.LLC共同代表/東京大学大学院工学系研究科修了(都市持続再生学)
地域の良さを吸収・展開しながら、世界各地を旅するように暮らす転勤族の妻で1児の母。現在はミシガン在住。多様性を活かして生きづらさを解消する仕組みの研究・実践中。なお、自身の生き心地のよい暮らしは、週3社会のためになる仕事をして、2日は研究、2日は家族と過ごすこと。

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